勉強会


1.ドラフトに基づく勉強会


3つの勉強会グループを立ち上げ、「低線量の放射線健康影響ガイドブック」のドラフトを用いて、各グループで勉強会を継続して実施しました。勉強会グループは次の通りです。


A. 敦賀市在住の女性市民勉強会グループ(12名)[原子力に関心のある女性グループ]

B. 敦賀市健康管理センター勉強会グループ(12名)[保健師、管理栄養士、助産師、臨床心理士]

C. 敦賀記者クラブ所属メディア記者勉強会グループ(5名)[新聞記者、テレビ記者]

(Cグループはメンバーの多くが直前になって予定日時に参集できないことが多く、平成26年度からはAあるいはBグループ会合に合流することに変更しました)

 

勉強会は1回2時間程度で、ドラフトの内容を勉強しながら、不明点、分からない点、理解が難しい点などを洗い出しながら、分かりやすい表現や記述方法などの改善や改訂について議論しました。

勉強会のプロセスの中から、ドラフトの不適切な点、改良点などを基に「初級編」を制作することが提案され、平成26年度は新たに「初級編」の制作を協働して実施しました。勉強会で当初用いたドラフトの概要と問題点や改善を必要とする指摘点を「ガイドブック改訂」のページに示します。

 

・勉強会Aグループ

2013.7.12 19:00-20:30 敦賀研究所第2講義室 敦賀市民16名

2013.11.8 18:00-20:00 敦賀研究所第2講義室 敦賀市民12名

2014.1.17 18:30-20:30 敦賀研究所第3講義室 敦賀市民10名

2014.3.14 18:30-20:30 敦賀研究所第2講義室 敦賀市民11名

2014.5.16 18:30-20:30 敦賀研究所第2講義室 敦賀市民10名

2014.7.11 18:30-20:30 敦賀研究所第2講義室 敦賀市民12名

2014.9.26 18:30-20:30 敦賀研究所第2講義室 敦賀市民8名

2014.11.7 18:30-20:30 第敦賀研究所2講義室 敦賀市民12名

2015.2.20 18:30-20:30 敦賀研究所第2講義室 敦賀市民12名(説明練習会)

2015.8.21 18:30-20:30 敦賀研究所第2講義室 敦賀市民8名

2015.11.27 18:30-20:30 敦賀研究所第2講義室 敦賀市民7名(説明練習会)

・勉強会Bグループ

2013.11.12 13:30-15:00 敦賀研究所第2講義室 敦賀市健康管理センター職員 13名

2014.1.17   10:00-11:30 敦賀市健康管理センター2階会議室 敦賀市健康管理センター職員 16名

2014.3.17   13:30-15:00 敦賀市健康管理センター2階会議室 敦賀市健康管理センター職員 16名

2014.6.4     10:00-12:00 敦賀市健康管理センター2階会議室 敦賀市健康管理センター職員 12名

2014.7.30   10:00-12:00 敦賀市健康管理センター2階会議室 敦賀市健康管理センター職員 12名

2014.9.24   10:00-12:00 敦賀市健康管理センター2階会議室 敦賀市健康管理センター職員 10名

2014.11.19   9:50-11:30 敦賀市健康管理センター2階会議室 敦賀市健康管理センター職員 13名

2015.3.12   14:00-15:30 敦賀研究所第3講義室 敦賀市健康管理センター職員 13名(説明練習会)

2015.8.3     10:00-12:00 敦賀市健康管理センター2階会議室 敦賀市健康管理センター職員 13名

2015.10.7   10:00-12:00 敦賀市健康管理センター2階会議室 敦賀市健康管理センター職員他 20名

・勉強会Cグループ

2013.7.31   17:00-18:30 敦賀研究所第2講義室 7名

2013.11.11 18:00-20:00 敦賀研究所第2講義室 3名

2014.1.23   18:30-20:30 敦賀研究所第2講義室 1名

2014.9.26   18:30-20:30 敦賀研究所第2講義室 3名

(以降はAまたはBグループ会合に合流) 

 

    Aグループ勉強会        Bグループ勉強会         Cグループ勉強会


2. 説明練習会の試行

 

勉強会メンバーと一緒に制作した「低線量の放射線健康影響ガイドブック」(初級編)を基にして、他の人たちにどのように伝えるか、分かりやすく説明する仕方を学ぶために、地域市民を対象として説明することを想定した説明練習会をA、Bグループで試行しました。聴衆である地域市民として福井大学の複数の大学院生が務めました。

 

この説明練習会の質疑応答を通じて、勉強会グループの人たちは相互に意見交換を行うとともに、自分自身が本当に理解していることと、そうでないことをはっきりと認識することができました。同時に、地域市民を対象とする説明会において、配慮すべき事柄やどのような点に注意すべきかを明らかにすることができました。これらの留意点は、実際の説明を行う際の実装方法として実装ガイダンスにまとめられました。

 

  Aグループ(1)説明練習会    Aグループ(2)説明練習会     Bグループ説明練習会