研究成果報告


最終年度(平成27年度)は、地域参画型リスクコミュニケーション手法の実践的モデルを提案し、実装プロセスで生じる様々な課題とその解決のための実装ガイダンスをまとめます。平成25~27年度の研究成果を総合化し、「地域参画型リスクコミュニケーション手法」としてとりまとめ、本研究の最終成果を国内外の学会等で発表すると共に報告書を作成します。


謝辞


 

本研究を遂行するにあたり、住民意識調査にご協力いただいた敦賀市民の皆様、継続して勉強会に快くご協力くださいました女性市民グループの皆様、敦賀市健康管理センターの皆様、敦賀記者クラブ加盟の記者の皆様に深く感謝いたします。また、公開フォーラムやプラットフォーム型研究フォーラムにご協力いただいた研究協力者の方々に厚く感謝申し上げます。

 


実績


・成果発表

1. 原子力合意形成学に関する一考察(X);地域参画型リスクコミュニケーション:低線量放射線健康影響に対する社会実装,山野直樹,泉佳伸,安田仲宏,松本義久,林崎規託,篠田佳彦,日本原子力学会2016年春の年会(東北大学)3B062016.3.28.

2. “A Community-based Risk Communication Method for Nuclear Applications,” N. Yamano,

    Asia-Pacific Science, Technology and Society Network Biennial Conference, Disaster, Controversies and Public Engagement, Kaohsiung, Taiwan, October 1-5, 2015.

3. 原子力合意形成学に関する一考察(IX);低線量影響に対するリスクコミュニケーション:低線量健康影響ガイドブックと実装ガイダンス,山野直樹,泉佳伸,安田仲宏,松本義久,林崎規託,篠田佳彦,日本原子力学会2015年秋の大会(静岡大学)M362015.9.11.

4. 原子力合意形成学に関する一考察(VIII);低線量影響に対するリスクコミュニケーション:平成26年度活動結果と現状報告,山野直樹,泉佳伸,安田仲宏,松本義久,林崎規託,篠田佳彦,日本原子力学会2015年春の年会(茨城大学)D62015.3.20.

5. “A Community-based Risk Communication Approach on Low-Dose Radiation Effect,” N. Yamano,“Earthquakes, Tsunamis and Nuclear Risks: Prediction and Assessment Beyond the Fukushima Accident,”(Ed. K. Kamae), Part IV, Chapter 13, 171-177, Springer, 2016. ISBN 978-4-431-55822-0.

6. リスクコミュニケーション再考-原子力リスコミの再構築、山野直樹、日本原子力学会誌 57[2], pp.109-113, 2015.

7. 敦賀市における放射線とリスクに関する意識調査、篠田佳彦,山野直樹,日本原子力学会和文論文誌 14[2], pp.95-112, 2015. doi:10.3327/taesj.J14.018

8. 市民参画型原子力リスクガバナンスモデルの提案,山野直樹,科学技術社会論学会第13回年次研究大会 A5,大阪大学,20141116日.

9.“A Community-based Risk Communication Approach on Low-Dose Radiation Effect,” N. Yamano, International Symposium on Earth quake, Tsunami and Nuclear Risks After the accident of TEPCO's Fukushima Daiichi Nuclear Power Stations, Kyoto, October 30, 2014.

10. 原子力合意形成学に関する一考察(VII);低線量影響に対するリスクコミュニケーション:平成25年度活動結果と現状報告,山野直樹,泉佳伸,安田仲宏,松本義久,林崎規託,篠田佳彦,日本原子力学会2014年秋の大会(京都大学) P17、2014.9.8.

11.“Difficulties of Risk Communication on Radiation Dose Effect after Fukushima Accident,” N. Yamano, 4S 2013: Annual Meeting of Society for Social Studies of Science, San Diego, USA, October 9-12, 2013.

12. 原子力合意形成学に関する一考察(VI);低線量影響に対するリスクコミュニケーション:先行研究調査,山野直樹,安田仲宏,泉佳伸,松本義久,林崎規託,篠田佳彦,日本原子力学会2013年秋の大会 (八戸工業大学)E39、2013.9.4.

13. 原子力合意形成学に関する一考察(V);低線量影響に関する副読本・Q&Aの比較調査,山野直樹,安田仲宏,泉佳伸,日本原子力学会2013年春の年会(近畿大学)E09、2013.3.26.

14. 原子力合意形成学に関する一考察(IV);低線量影響に対するリスクコミュニケーション,山野直樹,林崎規託,松本義久,安田仲宏,日本原子力学会2012年秋の大会(広島大学)H13、2012.9.19.

 

・新聞報道

1. 「この人に聞く、放射能リスク どう向き合うか 危害回避 話し合う場を」、山野直樹、

  朝日新聞、平成27112日 (25面).

2. 「不安への答え、市民と探し」、山野直樹,毎日新聞,平成26824日 (26面).

3. 「リスク、平時に議論を」、山野直樹,福井新聞,平成26213日.

4. 「原発事故 情報正しく」、山野直樹,福井新聞,平成26131日.

5. 「発言、低線量被ばくどう判断」、山野直樹,毎日新聞,平成251029日 (11面).

6. 「透明性、法律で担保を」、山野直樹,毎日新聞,平成241122日.

 

・プラットフォーム型研究フォーラム運営委員会

201381   13:45-16:30 福井大学附属国際原子力工学研究所第3講義室

2014127 17:00-18:30 東京工業大学原子炉工学研究所第1会議室

2014122   9:30-11:00  福井大学附属国際原子力工学研究所第1セミナー室

2015122 17:00-18:30 東京工業大学原子炉工学研究所第1会議室

201512月8   9:00-10:30  福井大学附属国際原子力工学研究所第1セミナー室

201637日 17:00-18:30 東京工業大学原子炉工学研究所第1会議室